FP三宅金蔵のお金の学校

お金にジャマされない人生を

【空き家問題】貸すのか、売るのか、それが問題

 こんにちわ。FPの金蔵(きんぞう)です。

 三連休を利用して、空き家を片付けるために、実家に帰ってきました。

 今日の午後に賃貸希望の方の見学が入っているため、少しでもキレイな状態にしておくためです。

 改めて、大量のモノを運び出してガランとした部屋を見てみると、築30年以上経った日本家屋の傷みが気になりました。

 土壁と柱の間はあちこちスキマが空いて、冷たい風が入ってきますし、台所の壁や床は長年の汚れが染みついてとれません。

 網戸はあちこち破れて張り直しが必要ですし、家の周りのコンクリートの割れ目からは、雑草も生えています。

 この状態を踏まえて、今後この空き家をどうして処理していくか、いろいろ考えています。

 大きく、貸すか、売るかの二つですが、その中でも、更に選択肢が分かれており、以下の4つの方法があると思います。

 ①賃貸 なるべく修繕せずに安い家賃でそのまま貸し出す

 ②賃貸 お金をかけてそこそこキレイにして、高い家賃で貸し出す

 ③売却 家を残したまま、古家付き土地として売り出す

 ④売却 家を壊して更地にして売り出す

 個人的には、①を希望しているのですが、家の傷みがあまりにもひどいので、貸し出すにはそれなりの費用をかけることになりそうです。

 ただし、お金をかけて直しても、そもそも借り手が見つからなかったり、短期で退去される可能性もあり、どこまで手をかけるかは悩ましいですね。

 

 仮にうまく賃貸できても、将来的に発生しつづける維持費を家賃で回収できるのか。

 また、貸家から遠く離れたところに住んでいる自分があちこち傷んだ古家をきちんと管理できるのか。

 正直、結局最後は壊して処分することなるのなら、手をかけずに、このまますぐに売却してしまった方がいいのかとも思います。 

 

 いずれにせよ、まずは、今日の見学希望の方には、まずはありのままの状態を見ていただいて、そもそも借りる気があるのか、借りるならどこまで修繕する必要があるか、じっくり話さなくてはいけません。

 また、後日このブログで結果を報告させていただきます。