こんにちわ。FPの金蔵（きんぞう）です。
長らく低金利が続いてきた日本では、金利に対する意識が低くなっていますね。でも、お金にジャマされない人生を送れるか、送れないか、ズバリ金利を払うか、もらうかで決まると思います。
身近で金利を払うと言えば、住宅ローン、自動車ローン、クレジットのリボ払いでしょうか。月々にしたら、微々たる金額のように感じるかもしれませんが、長年積みあがっていくとものすごい金額になります。
「７２の法則」というものがあり、金利（%）で72を割れば、元金が倍になる年数がおおよそ分かります。例えば、毎年金利3%で運用できたら、72/3＝24年で倍になります。
逆を言えば、金利3%で24年ローンを組んだ場合、元金の倍の金額を支払うことになるということですね。長らく低金利を享受してきた日本もいよいよ金利のある時代へ突入しつつあります。
かたや、急激なインフレから一足先に高金利を迎えている米国では、ほぼリスクのないMMF（マネー・マーケット・ファンド）でフツーに運用するだけでも、年間3%以上の金利がもらえます。
ドル建てMMFは、日本のネット証券の口座さえあれば、手数料なしで購入・換金できますので、今は一押しの金融商品です。私自身、＜毎月＞150ドル程度（約2万円）の金利を受け取っています。
但し、円からドルへ交換する際に為替手数料が発生するのと、今後急激に円高になった場合、為替差損が発生する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
あくまでも手持ちでドルをお持ちの方にとっては、有力な投資先になります。
いずれにせよ、自分は今金利を払う側にいるのか、もらう側にいるのか、その差を意識することが何より大事ですね。
※くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします！！！
